しながわ 笑顔のバトン
五反田の名店 広東料理亜細亜 【64年続く伝統の味と大家族の笑顔】
2代目夫婦の歴史
Q.ご夫婦で引き継いで苦労したことはありましたか?
特にないですね。。。
2001年まで母親(関顔金 カン・ガンキン)がいましたし、我々が継いだ時も子供たちが大きくなるまで妹も手伝ってくれていたので。
まるで、中国の”家長制度”が、そのままこの空間に出来あがった感じですかね(笑)
Q.この街(五反田)は好きですか?
大好きです!この街で生まれて育ったのでね・・
もう今更出るのはね・・
【奥様】ここは、開発されてなくて、古いところがあってとても好きな場所ですね・・横浜から嫁いで来たんですけど、五反田の方がながいので、もう離れられない場所ですね(笑)
Q.奥様との出会いは?
小学校6年生からです。横浜の中華学校の同期です。
大学は、同じ方向で五反田駅で待ち合わせして、デートを繰り返してました。
Q.結婚して何年目ですか?
来年40周年です(^O^)!
亜細亜 新時代に向けて
Q.今後このお店をどうしたいな~ってありますか
【3代目】子供たちのために続いたらいいな~って思ってます。お客さんは、サラリーマンや家族の方など色んな方々がいらっしゃってそのお客様達の信頼を損なわないようにしていきたいですね!
【奥様】先代が調理場から離れた時、お客さんは先代が調理しているものと信じていて
帰りに”おいしかったよ!”って帰られるんですけど、実際には、2代目の主人が作っているんですよね。
先代が亡くなった後は、そのお客さん達は、”味が変わったな・・・”って帰られるんですが、実は変わってないんですよね。
今後もそんな時期が来るだろうから、その人の先入観ていうのがあるだろから、プレッシャーに負けずに
続けてほしいな・・・って思いますね。
【2代目】まるっきし同じもんは作れないと思う。自分でおいしくて納得できるものが出来れば一番いいですよね。
まあ、食べたくないという味にならなければいいっと思っています!
Q.おやじのこの味が好きだ!息子のこの味が好きだ!ってありますか?
【2代目】ん~・・・勝負する意識がないのでね・・・
味の基本は変わらないので、仕上げるタイミング、微妙な濃さがあったり、食材の好き嫌いの違いかな。
【3代目】同じようなものを毎日食べているので気にしたことがなかったですね・・
僕の世代だと祖母の料理の味を一番記憶していて、子供たちは、2代目の味が好きなんだと思いますね。